文部科学委員会の視察

2010年05月26日

 国会の混乱、口蹄疫の法案作りに追われていますが、今日は朝から文部科学委員会(田中真紀子委員長)で特別支援教育についての現場視察をしました。
 訪問したのは、横浜市保土ヶ谷の神奈川県立養護学校と横須賀市の独立行政法人国立特別支援教育総合研究所です。
 養護学校は地元の大津町にも県立がありいつも訪問していますが、今回の養護学校は小学部から高等部まで約300人という大所帯。現場はマンツーマンに近い形で丁寧な教育が行われていました。しかし、先生たちの職員室の手狭さ、教室不足など都会ならではの悩みは尽きないようです。懸命に授業をされている姿にはうたれました。がんばって欲しいと思います。
 国立の研究所はナショナルセンターらしく、設備も整っていました。次世代の教材も数多く開発されていました。しかし、これらが養護学校の現場でいかに活用されるかが問題です。それは政治の問題にもなります。特別支援教育は与野党が一体で取り組まなくてはいけない問題。まだまだ研究と現場の意見と予算の確保が必要です。