最後の派閥のパーティーかな?

2010年05月21日

 昨日、口蹄疫の特別措置法を自民党として提案することになりましたので、午前中はその骨格と条文の整理を、プロジェクトチームの一員としてやりました。法制局から専門家に来ていただき、私たちの希望と、それをどう条文として記述するか、また整理するかの作業です。法律には法律の様式があります。更に既存の法律とバッティングしてもいけません。
 例えば殺処分した家畜を埋却する場所がありませんので、国が半強制的に確保しようとする項目。国有地や県の土地だったら許されますが、民間の所有地だったら憲法の所有権に抵触します。国防などのときの個人を保護するときの法律はある程度の緊急時の強制力を認めていますが、今回の場合はそうもいきません。難しいところ。今日までに案文をつくり上げます。
 午後は決算委員会で質問。この質問は各省庁別の分科会に分かれて分野別の質問。大臣や副大臣との一対一の質疑応答です。ですから肩の力を抜き本音の質問と答弁ができます。地元熊本の問題に絞って教育と農業の分野で30分ずつしました。
 夕方から山崎派のパーティーでした。会長は現職ではないし、人数も十数人になりましたのでどのくらいの参加者だろうかと心配しましたが、赤坂プリンスホテル「五色の間」、千人はいらっしゃいました。さすがです。
 捲土重来を期して、現在、活動されております落選中の議員さんも多数出席され、議員同志の懇親会も同ホテルで行いました。
 しかし野党の派閥。心のよりどころ、というところです。互助会的な機能はありますが、政治的には役割を終えています。何人かは脱会されていかれました。私は山崎会長に恩義がありますので残っていますが、本来なら自民党は派閥を解体して出直したほうがいい。谷垣総裁にはその声をいつも届けていますがその決断はできないようです。
 しかし、グループとしては残っていくのでしょうが、派閥としてのパーティーは今回が最後かもしれません。