国会中断の合間の質問

2010年05月18日

 朝から口蹄疫問題で畜産関係団体との意見交換でした。やはり初期対応の遅れは否めない、というのが関係団体の意見でした。私は「みんな政府与党はリップサービスになっている。予算額や組織のあり方だけが先行しているが、こんな状態では堂々巡りを繰り返すだけ。農林水産省や防衛省、総務省など各府省にまたがる問題が多いので、特別立法にして国家ぐるみで取り組む姿勢をとらなくてはダメだ」と述べました。今後自民党でプロジェクトチームをつくることになりそうです。
 酪農家、畜産農家からも毎日電話がかかってきます。その不安感たるや相当なものだと感じます。
 その後9時30分から1時間の総務委員会の質問でした。与党が野次を浴びせる中、質問は無事終了。午後の決算委員会の、農林水産と文部科学の二つの分科会の質問に備えましたが、今度は国会の方が動きません。13時から開会予定の本会議は15時以降にずれそうです。それから4時間の本会議、その後決算委員会の質問となれば深夜の質問です。
 今夕は熊本から議員さんたちもお見えで久々に酒を酌み交わそうと思っていましたが、それもどうなるか分かりません。
 会期末まであと一ヶ月。沖縄の普天間基地問題、口蹄疫問題、そのほか政治と金の問題などで審議は遅れています。十分に論議すべき法案はまだ残っています。しかしその一方で強行採決が続きます。国会はしばしば中断、その合間を縫っての質問になりそうです。