なんだか情けない

2010年05月14日

 口蹄疫が深刻です。蔓延が止まりません。国も県も想定外のこととなりました。このままでは九州全部の畜産農家がやられてしまうのではないかと心配です。昨日は農林水産委員会で30分の時間をもらいこの問題を質問しました。
 今は誰が悪いといっている場合ではありませんので、農家への財政支援を中心に質問しました。その後の本会議は2時間送れて始まりました。
 一昨日、内閣委員会で、民主党が法案を強行採決したことに対して、自民党や公明党などの野党が反発したための遅れです。強行採決の場面には私もいました。怒号ともみ合いの中の採決です。私は委員会の人間ではありませんのでもみ合いの中には入らず、「強行採決反対!」と遠巻きに叫んでいました。ところが、委員以外の女性の議員がいきなり倒れられました。すぐ起き上がられましたが「暴力を振るった、ふるはない」で、論戦になりましたがその場は収まり女性議員の方も歩いて出て行かれました。
 ところが昨日の本会議、車椅子と松葉杖でその女性議員が本会議場に、痛々しく入ってこられるではありませんか。そして本会議の採決のときは男性議員に抱きかかえられ、背負われての投票。これには驚きました。委員会のときはたいしたことはなかったのに。あんな背負われる状態では骨折しているとしか考えられません。
 パフォーマンスもここまでやるのか。しかし、国民の目から見れば一体国会は何をやっているのか、としか見られないでしょうね。民主党の悪口はできるだけ控えていますが、ここまでくるとあまりにも稚拙な国会議員さんです。情けない。
私のほうは来週の火曜日に、総務委員会で午前中今度は「放送法の改正」で1時間の質問。午後は決算行政委員会分化会で、農林と教育をそれぞれ30分ずつ質問します。こちらはパフォーマンス抜き。火曜日までねじり鉢巻です。