障害者自立支援法

2005年07月15日

午後1時から本会議が急遽入りました。朝9時の便で国会に向かい、3時の便で帰ってきました。障害者自立支援法という、重要な法律の採決でした。
この法律は知的、身体、精神の各障害を持つ方々の支援、サービスについてこれを統合し、サービスについて、1割の自己負担をしてもらおうというものです。障害者の方々を支える財政が逼迫して来ましたのでこのような、自己負担となりました。障害者の方々、団体の方々は収入が少ない上に自己負担となるため、反対をされています。確かに、重度であればあるほど、費用が嵩みますので、負担はきついと思います。しかし財政上どうしても、避けて通ることが出来ない問題でもあります。運用面で出来る限りの負担の軽減を図るという事で賛成をしました。
今後、このような、自己負担の問題は数多く出てくるでしょう。どこまで許容できるか考える機会が多くなってきます。いろいろな問題のほとんどは財政に端を発します。今後の運営が難しくなります。