やっぱりおかしい地域主権

2010年04月08日

 昨日の昼過ぎ、急に今日の総務委員会で質問してくれ、という連絡が来ました。質問予定者が葬儀に出席しなくてはいけなくなりましたのでピンチヒッターという訳です。
 驚きましたが、総務省の政務官もした私ですので、ここで逃げてはダメ、と思い承諾。しかし、夜は飲み会が入っていましたのでばたばたで準備しました。
 放送法改正に関して、言論の自由を阻害しないような改正。また地方交付税の税率改正をどのようにしていくのか。これまでの補助金でなく使い勝手のいい交付金制度を今年度創設したわけですが、都道府県においてはこれが使いにくい、継続性も不安だ、という声を紹介して原口大臣に是正を求めました。
 時間は30分。なんとかこなせました。いつ質問の機会が来てもいいようにこれからは、さまざまな分野に対して問題意識を持ち、「自分ならこう質問する」ということを常に用意していなくてはいけない、と改めて思いました。それにしても「地域主権」という言葉は今日も、おかしいと追及しましたが、農林水産大臣が「農家の戸別所得制度」を呪文のように言うのと同じように、原口総務大臣も「地域主権こそ必要」と呪文のように応えるだけでした。ぬかに釘。イライラします。しかし、おかしいのはおかしい。