覚悟はあるのか

2010年03月26日

 どうもストレスがたまります。鳩山政権、郵貯の預け入れ限度額を1000万円から2000万円に。誰が見ても国債を今以上に引き受けるための政策で、ますます日本の借金が増えるし、市場にお金も回らなくなる。しかも、ペイオフ(金融機関が破綻したときの最高保証額)が1000万円なのに、これでは郵貯だけ2000万というのは、誰でも感じる民間金融機関との不公平感極まりない政策愚策。そして、いったん打ち上げて、閣内で反発が起こり振出へ。何やっているんだ。
 昨日は竹島問題勉強会。韓国が竹島に9月にもヘリポートを着工する計画。それを外務省は韓国の新聞で知った。政府も何の抗議の動きなし。韓国の新聞を読むと、竹島は韓国領が当たり前のような書き方。しかも竹島を基点として東海(日本海)全体の海洋観測が可能になる、と日本海も我が海域のような書き方。
 情報収集と即座の抗議などやるべきなのにこの体たらく。情けない。
 国の危機管理を預かる国家公安の大臣が議員宿舎の鍵を交際している女性に預け、毎週ルンルン気分。週刊誌に掲載されたが「何のどこが悪いんだ」。同じ宿舎に住む者として恥ずかしい。国が、そして道徳観念がつぶれる。
 一方の自民党。幹部の話を聞いていても、民主党の失点を挙げへつらうばかり。自民党に対する危機感、日本に対する危機感がない。まだ大自民党の中にいるような気分でおられる。
 こりゃ、今のままでは到底ダメではないか。
 こんなことを考えながら、ストレスがたまる毎日でした。明日大阪で開かれる日本拳法全国高校大会。全国連の会長ですので朝6時の新幹線で向かいます。
 危機感と国を背負う「覚悟」を持ちましょう。