自民党内は複雑

2010年03月18日

 月曜、火曜は長崎でふるさと座談会でした。これは谷垣総裁を先頭に大島幹事長が旗振りをして、全国行脚をやっている自民党の地方の声を聞く試みです。長崎の佐世保を中心に、農村部、都市部、島の三箇所で夜の10時までやりました。いろんな意見が出てきて有意義です。特に「自民党は今内紛をしている場合ではない。もっと一致結束せよ」という声はどこの会場でも聞かれました。
 東京に帰ってくると、鳩山さんの離党騒ぎ、そして我が親分の園田さんの幹事長代理辞任。「結束せよ」という地方の声とは裏腹です。
 しかし東京に帰ってきて、中堅若手の多くの議員の意見を聞くと「これだけ民主党の支持率が下がっているのに、自民党の支持率が上がらない。このことにもっと執行部は危機感を持たなくてはだめだ。新執行部誕生から半年、何故かを総括しなくてはならない。そして執行部刷新も考えなくては」という声が大半です。
 「まとまらなくては」という声と「このままずるずるいってしまってはだめ」という声にそれぞれどう応えていったらいいのか、悩ましいところです。それを両立させる方法はあるのか。もうしばらく時間をください。
 文部科学委員会での二回目の質問もしました。「労働組合と選挙と教育」、「教育の地域主権とは何か」などを大臣に尋ねました。政策は怠りなく勉強していきます。