やはり天皇皇后両陛下は素晴らしい

2009年11月13日

昨日は国立劇場で開催された「天皇陛下ご在位20年」の式典に参加しました。国会議員や在日本の大使、知事県議会議長、財界、司法界、学識者、芸術界など多くの方が出席されました。厳粛な中にもこれまでと少し違った柔らかさがありました。これも政権政党となった民主党が主催したからでしょうか。特に最後に天皇陛下が述べられたお言葉は、平易で「平成の世になって、度重なる災害などに日本が見舞われたにもかかわらず、ここまで来れたのは支えてくれた国民の皆さんがいたからこそ」と挨拶された時は、皆さん涙しておられました。

また平成になっての天皇皇后両陛下のDVDが流され、阪神淡路大震災の時、皇后陛下が「頑張ろう」とバスの中から両手でこぶしを握って励ましておられる姿にも皆さん涙ぐんでいました。新潟中越震災にあった泉田裕彦新潟県知事からの心からのお礼の言葉、ノーベル賞受賞者の野依良治さんの科学者としての、科学者天皇に対するお礼の言葉も心を打ちました。

世界で活躍するチェロリスト・バイオリニスト・ピアニストによる三重奏、ソプラノ歌手と杉並児童合唱団のよる「海」や「風」「つばさをください」更に皇后陛下が作曲された「星の王子」などの合唱も感動を呼びました。

式典は厳格に時間を守る宮内庁にしては珍しく、30分オーバー。これも皆さんの天皇と一緒にいたいという敬愛の心が遅らせたのだと感じました。こんなこともいいものです。

夜は皇居前広場でこちらは、私も入っている国会議員の「ご在位20年を祝う会」主催による祝賀会。寒風吹きすさぶ中、芸能・スポーツ関係者などが盛大にお祝いをしました。こちらはテレビなどで放映されたとおりです。

日本国民と天皇。やはり素晴らしい。式典では在日外交官を代表してエルサルバドル共和国の大使が祝辞を述べましたが、外国の賓客もみんながそう思ったに違いありません。与野党対決の中にも心和む一日。しかし今日からまた戦い。国会でそして選挙区で。夕方熊本に帰ります。