自民党の正念場

2009年10月29日

 自民党内に国会対策委員会というのがあります。対民主党で国会でどういう攻め方をするか、ということを話し合うところです。これまでは法案を作成して民主党が攻めて来るのをどう防ぐかでしたが、今回からどう攻めるかです。

 向こうから法案が出てくるのもあるし、こちらから法案を出さなくてはならないものもあります。向こうの法案のどこが反対なのかの見解も明確にしなくてはいけません。攻め方を間違えれば、相手の思う壺です。そのためには自民党の政策を審議する部会との連携が欠かせません。今日はそのスリム化が必要です。

 野党になっていかに攻めるか。攻めるための組織と考えに頭を切り替えなくてはならない。攻守ところを変える、というのはなかなか大変です。