とにかく真面目に頑張ろう

2009年10月07日

 テレビを見ていると民主党の補正予算削減の話ばかりです。評論家といわれる人たちも「良くぞここまで削減して財源を捻出した」とか「こんなに無駄な予算があったのか」とか民主党を持ち上げることばっかり。補正予算は緊急経済対策として組んだんです。速やかに執行して景気の底割れを防ぐ、というのが狙いだったんですから、あれやこれやあら捜しをしていけば、それは何か見つかるはずです。それを、さも前政権がむちゃくちゃな予算を組んでいたかごとき報道や論評には残念です。執行停止や凍結などで景気回復に影響が出ることは全然語られません。

 このような野党的与党の状態が続けば、自民党も出る幕がありません。存在価値をなくしてしまいます。しかし、今の民主党が一生懸命にやって、自民党時代の悪しき部分が修正されていることは認めますが、それで本当に経済が回っていくかといえば、それは別問題です。私たちは仲間と話しあって、一時的に世論を浮き立たせるという政治手法ではなく、しっかりとした経済財政運営や政治行政システムを築き、最終的にはこちらの方が国家国民の皆さんの生活や国益のためには良いのだ、という提言をしていこうと思ってます。