新型インフルエンザへの対応
2009年05月13日
ワクチン予防議員連盟があることは先にお伝えしました。特に子宮頸がんについて早期のワクチン認可と検診への助成について先に厚生労働大臣に陳情し、検診への助成は今回の補正予算で実現しました。
今日は新型インフルエンザへの対応で早期のワクチン製造と確保などを要望するため、坂口力会長ら医師の国会議員の方々と一緒になって官邸に行ってきました。特にワクチン製造についてはアメリカなどでは既に培養細胞からの製造技術が確立しているようですが、日本ではまだ卵からのワクチン製造しか出来ない、ということで国際協力が欠かせないところです。またアジア地域にワクチンを供与することなどは世界に向けた日本の国際貢献ですので、ワクチンメーカーや国際機関との政府の連携を強く要望したいところです。
特に今回の新型インフルエンザは弱毒性のようですが、これが秋以降になるとどれだけの強毒性のウイルスとして変異してくるか分かりません。そして死者の数も大変なものになる、とも言われています。それだけに国際協力と日本のワクチン製造技術の進展、そしてワクチン行政に対して危機感を持って対処し予算化もしていかなくてはなりません。
河村官房長官も「このことは本当に大事なこと。政府としてもしっかり取り組んでいく」と言われました。