予算をどう使うか、それが課題だ

2009年04月15日

 15兆円の景気対策。地方に手厚い対策。そのお陰で地元に帰って話す時、少し景気の良い話が出来るようになりました。これまでは「今が一番厳しい時。もう少し我慢すれば何とかなる」という話が多かったんですが、「分かりました。すぐ担当省に連絡します」という答えが出来るようになりました。

 しかし、問題はこれから。予算はついたものの生きた使い方にしなくてはいけません。末端に降りた時に使い勝手が良い予算かどうか。そしてそれを自治体や団体が効果的に使うことが出来るかどうか、です。国も予算の遣い方で余りがんじがらめに縛って、身動きが取れないようにしないこと。「サイは地方に、現場に、投げられた」というふうにすることが大切です。地方でもみんなで真剣に話し合って、一時しのぎの使い方でない予算執行をすることが大切。それがうまく絡み合えば今回の当初予算、補正予算あわせて100兆円以上は三年間で景気回復の原動力になります。私たちの知恵が問われます。