少子化対策

2005年06月22日

21日、自民党の一期生でつくる「少子化対策チーム」が少子化に関する今後の提言書をまとめ、中間報告として尾辻厚生労働大臣に提出しました。私も一員として大臣室に行き、大臣に提言書を手渡しました。
まだ、子どもを育てている現役の子育て代議士が身を持って感じたことを政策化・予算化したものです。
主なものは
①学校教育にもっと「家族」の大切さ、良さを教え込む工夫をする。そのためには、就学児童・就学前児童の交流を図る仕組みをつくること。特に今、学校教育は文部科学省、学童保育は厚生労働省とタテ割りになっているのでこれを是正する。
②不妊治癒への補助や保険の適用
③児童手当の3倍増
④出産費用の助成を現在の30万円から60万円に倍増
⑤育児休暇への手当増
などです。総予算は5,000億円。
財源は、現在20歳から64歳までの扶養者に対して税制上の優遇策として扶養控除が認められていますが、自立を促す目的でこれをカット、扶養控除をやめれば5,000億円は捻出できるとしています。
私達が初めてつくった少子化対策です。
尾辻大臣も「一番深刻な問題なので、ぜひ18年度予算で取り組んでいきたい」との答弁がありました。
今後も少子化問題については重点として取り組んでいきます。皆さんの広いご意見をお聞かせください。