会期延長

2005年06月17日

今日の国会は深夜になりそうです。郵政民営化法案の審議続行で、自公間で55日間の会期延長が決定しました。民主党はこれに反対しています。今日は与野党間での折衝が一日中続くと思われます。
 しかし、これも「想定の範囲」でしょう。郵政民営化法案が論議されている時から、「8月初旬までの延長は仕方ない」と言われていました。確かに郵政130年の歴史を根本的に変える問題ですので、慎重に論議をしていかなくてはいけないことは事実ですが、論点が定まりません。
 私達はそもそも論で反対、また一部は少しでも修正さえしてくれればいいという「振り上げたこぶしを下ろす大義名分」を探しているグループ。そして、法案の中身はともかく民営化に賛成と自民党内でも3タイプに分かれます。
ですから、審議もそもそも反対派は論議のしようがありません。修正派は事実上の賛成ですので、細かな話しになります。
 「郵便」「貯金」「保険」を一体化して経営できるよう法案を改める、と言う修正論を言っている人がいますが、民営化の狙いが3事業の分社化ですのでこれは修正ではなく、事実上の公社存続ですから、政府が首を縦に振る訳がありません。
あとは郵便局などを残すための基金を法案の1兆円から2兆円に引き上げるか、あるいは上限を設けないなど、細かな話しに絞られてきます。どうしても論議がすれ違ってしまうのです。
ですから、本来なら継続審議もしくは法案を取り下げ、そもそも論からもう一度合意形成をやって、そして国会、国民承知のうえでこの130年の郵政事業をどう改革していくのかということで結論を出すのが一番良い方法と思います。
 しかし、政府ももう後戻りはできないでしょう。私達も小手先の修正で良しとはいきませんので、審議を見守り続けます。
 会期延長には自民党の方針ですので賛成します。私の考えと矛盾していますが、これは党の方針ということで従っていきます。しかし、郵政の問題は別です。頑張ります!
 
 昨夜、冷蔵庫をあさっていたら残しておいたキャベツ4分の1が出てきました。早速ゆでて、ノンオイルドレッシングで食べました。しかし朝の”出”はいまいちでした。やはり4分の1個では少ないのでしょうか。ふんばります!